【聖書の説き明かし】

 ニホン・ネットキリスト教会は、2021年12月5日(日)スタートしました。
 クリスマス月とスタートが重なったため、クリスマスをテーマに3人のメッセンジャーが聖書の話しを用意しました。

 2021年12月26日(日)より、聖書を登場人物を通して、聖書全体を俯瞰した説き明かしを行います。

 意外とつまづきとなる、教派主義や伝統的解釈を外し、聖書(原典から一義的当時の著者と読み手)を素直に読み、当時、書き手は何を伝えたかったかを調べ、お話します。
 聖書は、天地創造から古代の時代に、神(創造主)が、人(アブラハム)を選び、その人から家族→氏族→民族→国家→捕囚・流民→国家再形成が書かれています。そして預言にある通り→流民・・・約1900年後、国家の復興が成されて現代に至ります。
 聖書は時代・時代に立てられた人を通して語られ、神の言葉を根拠に、起きた出来事を科学的にも耐えられる書物として神学があります。
 しかし、その神学の響きは良いですが、そこには落とし穴があります。
 宗教改革の時代以降、欧州の教会がアンチテーゼを繰り返し、聖書解釈に輪郭をもたらした功績はあったものの時代・時代の社会(文化)理解と人(ひと)理解に欠落が生じ、聖書の本質を伝えられていない現実があります。

 では、聖書理解とは何でしょう。社会・人理解とは何でしょう。
 それは当時の一義的な関係を理解することです。そして、私たちが住む国・地域・文化を理解して説き明かすことです。
 当時の聖書文化をそのまま、現代の日本に当てはめることをすると混乱を起こします。西洋文化から来た聖書ですが、もともとアジア圏が発祥です。ですから、社会や私たちの住む人々の理解がとても重要なのです。
 戦後、米国の文化をもったまま伝えられた福音は、行き過ぎると日本人の心を逆なですることになるのです。
 聖書の言う福音は、日本人の心を逆なでするようなものではありません。むしろ、多くの人に歓迎される愛の本質が書かれているのです。
ヨハネによる福音書3章16節
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
人間同士に関しては、マタイによる福音書5章44節
「しかし、わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ。」
 敵を愛するなんて、なかなか出来ません。しかし、聖書の神さまは、そう言うのです。
 それは、人が安らかに生きるためです。
 私たちの働きは、現代に生きる私たちが、聖書を通して生きる術を学び、健やかに生きてほしいと願っております。
 そして、これから始まる、メッセージを大いに期待して参加してほしいと祈っております。
 人生に迷ったら聖書が解決してくれます。

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